英国の教育とサタデーの教育

サタデースクールの不満を、わざわざ何項目にも分け
書きつづけるサリーの記事に、現在イギリスにお住まいの
バニラさんがコメントをくださいました。

コメント自体は秘密のコメントでくださったのですが
公開しても構わない、とお許しをいただいたので
全てではありませんが、こちらにあらためて転載したいと
思います。

というのも、イギリスでの教育事情など、日本在住の
サリーにとって、全く未知の世界です。

サリー自身がとても興味深く読ませていただいたコメントでしたので
他の、日本在住の、英語が好きな方々にも是非読んでいただきたいなぁ
と思いました。

以下、バニラさんのコメントです↓(全文ではありません)

↓↓↓
うちと同じです。。。
最初にイギリスの全日小学校に編入した頃、
「イギリス人父親でも、日本語しか話さない子供なので、
英語だいじょうぶでしょうか?」
「学年も、日本より2学年跳んでいるので、授業ついていってますか?」
「家でできるサポートをアドバイスください。」と聞きまくりました。

先生は、だいじょうぶ、問題ない、よくがんばってます・・・と言って、
本人にも確認していたのに、もらってきた評価にびっくりでした。
だったら、最初に聞いたときから、言ってくれれば良かったのに・・・って
思いました。あの頃、怒りと悔しさでいっぱいの日々でした。
普段、滅多に泣かない娘も、私に隠れて、涙を流しながら辞書を引き引き、
一生懸命本を読んでいたのを思い出します。

作文に関してもそうですね。
日本の小学校でもそうでしたが、イギリスの学校でも、
作文指導をしないくせに、作文書いてくるように言われるので、
私は、聞きまくりました。

「とにかく書いてきてください。」とか「課題はこれについて書きましょう。」では
あまりに抽象的過ぎて、子供にはわかりません。文の構成や書き方についての
指導はないのですか?と。

すると、先生は言いました。「それはご家庭で教えてあげてください。」と!!
日本のほうが、まだ作文の書き方ドリルや教本がでているのでいいのですが、
英語のほうは一切、作文教本はありません。

「とにかく、できなくても書いてください」って言われます。
ついにある日キレちゃって、「だったら、先生は、日本語で歌舞伎を見て、
その感想を日本語で書いてください。と言われて、適当でも書けるのですか?」って
言ってしまいましたよ。

イギリスでは、できない子供は切り捨てられていくんだと思いました。
切り捨てられるといっても、叱られたり、呼び出されるというのではなく、
放っておかれるんです。上手くても、下手でも添削なんてしてくれません。

娘がしょぼい頃、どの先生も見捨てていたくせに、
私が手ほどきして、成績があがり、できるようになった途端に、
コンクールだの学校対抗だの学校のメリットがあるときばかり、
娘を代表にして、すっごくむかつきました。まるで、自分たちのの指導が良いから、
こんなに凄い生徒がいるんです・・・とばかりの態度にあきれてしまいました。

結局、娘の英語力が伸びたのは、学校が何もしてくれなかったために、
悔しい、悲しい、苦しみを原動力にして伸びてきました。

(中略)

「いつか見返してやろう」「ざまーみろ!って言ってやろう」って思っていたんですが、
今は、先生に「ありがとう!」と感謝の気持ちです。
学校は辞めてよかったですが、それは捨て台詞でも、優越感でもなく、
子供の伸びる環境が必ずしも学校ではなかったというだけのことです。
サタデーや補修校も同じスタンスで、あすこでないと日本語(英語)を学べないとは
思っていないのですが、モチベーションをあげるのには良いと思います。

(中略)

高い英語力、ネイティブに近い英語力が身についてくるのは、苦しんでなんぼの領域です。

(最後、サリーを励ましてくださいました。ここは略します)


↑↑↑
以上です。

これを読んでつくづく、プチーの通うサタデースクールもいわゆる
欧米系の考え方に基づいていて、プチーは出来が悪いから
切り捨てられたんだろう、ということを確信しました。

辞めることばかり考えていましたが、今、絶対やめられない、と
あらためて思いました。

一度、がんばってみないことには気がすみません。

やってみて、どうなるかはわかりませんが、もしかしたら
多少評価がかわるかもしれません。


つい数ヶ月前まで、英語なんていつ消えてもおかしくない状態でしたが
なんだか必要以上にむきになって、英語をがんばることになりました。

英語の学習はもともと自分のためであるべきですから
こんなことでは本末転倒で、一体、何のために英語に触れているか
わからないような状態になってきました。


こんな通知表じゃ、くやしいやん。
もうちょっとマシな評価もらおうよ。

なんだかそのために、英語をがんばることとなっちゃいました。

ですが、いい機会です。こんなことでもなければ
塾に押されて、居場所をなくしていたかもしれない、我が家の英語です。

とにかく今は、もっとマシな英語力つけようよ、ということで
プチーの書く英語も話す英語も、容赦なく訂正してやっています。

プチーもやる気ですから、訂正されること大歓迎です。
必死です。


これで仮に、英語が上達したからと言って、だから何、ということは
何も無いんですけれど、もともと我が家はバイオリンだの体操だの
生きるためになんの必要も無いことを必死でやるのが好きな親子ですので
その先に何があるかなんて考えずに、とりあえず突き進もうと思います。


まだ三年生でよかった〜!
今年は、英語元年!始めて英語を本気でがんばる年にするぞ〜♪










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2008.08.01 21:05 | サタデースクール | トラックバック(0) | コメント(9) |

サタデー半年の成果(ライティング編)

サタデースクールにこの4カ月お世話になり、その感想を
いくつかの記事にまとめています。

一つお断りしておかなくてもいけないことがありますが
このサタデースクール自体には、特に何の問題もありません。

ただ、サリーのイメージとはちょっと違ったというだけです。



塾の場合でもそうですが、優秀な子供たちがたとえ沢山いたとしても
その子達の成績が優秀なのが、必ずしもその塾のおかげとも
限りません。

他の塾と掛け持ちしていたり、もともと優秀だったりする子も
当然いるわけです。

ですから優秀な子が沢山いる学校へ預けたからと言って
自分の子も含めて例外なく全員が優秀になることは
ありえないということがわかりました。


プチーの通うサタデースクールで充分満足していて、その上
高い英語力をしっかり身につけているお子さんは
保護者もしっかりしていて、お子さんも優秀なんだと思います。

ですが優秀な方に限って「これは自分達の力で勝ち取ったものよ」なんて
横柄なものの考え方はなさらずに、「サタデーのおかげだわ」と
謙虚に受け止めるのではないかしら、と勝手に想像しています。


ですが、いくらいいサタデースクールでも、当然[土曜日]にしか
通いませんから、週に一度です。

それで、何も無い所からあれだけの英語力(特に会話力)を
磨けるとは、正直言って(今のところ)信じられません。

もともと上手だったんじゃないのかなぁ・・・。




とにかくサタデースクールのことをあれこれ考えるうち
英語に対する関心が高まったことだけは確かです。

英検も無いし、公文も無いし、という状態では、英語の事など
存在そのものを忘れてしまいそうですが、サタデースクールのおかげで
英語のことを意識しつづけられています。




ところでプチーのライティング力についてですが
サタデースクールのおかげで、この力はついてきているのでしょうか。

通知表には[文法][文章構成能力]という項目があり、どちらも
よくありませんでした。

では文法や文章構成能力を学ぶ機会があったのかというと
一体どこで学ぶべきだったのか、サリー達にはわかりませんでした。
(今度先生にうかがってみるつもりです)


授業でライティングの時間が毎週10分ほどはあった模様です。
ですが、添削はしていただいていませんし、書いて提出して
それで終わりです。

ですから、家でまた同じお題で書かせて、サリーが添削してやっていた
くらいです。

まずは、とにかく思いを書き綴ることから始め、徐々に中味を整理整頓し
きちんとした文章を書けるようにしていくのかなぁ、と思っていました。
とにかくまずは、沢山書き綴れるように、そこからスタートなのかも、と。

そうしたらいきない通知表で、この評価です。
文法も、文章構成力も低い、と、ばっさり切り捨てられました。


実は一学期の中ごろ、一度先生に質問していました。
プチーは帰国子女じゃないですし、作文は苦手な方だと思います。
授業についていっているのかも不安でした。
何か補うことはないですか?家でさせてやった方がいいことは?

そうしたら「大丈夫。よくやっている。」という返答でした。



そうか、よかった。ととりあえず安心しつつ、ともかく
プチーの英語はサタデーでの評価に関係なく
地道にやっていかないとなぁ、と思っていました。



プチーにも、先生の様子をうかがっておくように、しつこく注意していました。
こんな作文で本当にいいのか。乱雑だし事実の羅列だったりして
決していい作文とは言えないんだけど、と伝えていました。

ですがプチーは、いつも「長く書けてすごいね」と、先生に
褒めてもらっているから大丈夫だ、と言っていました。

長けりゃいいってもんでもないでしょう?と言っても
「でも先生はこれでいいって」と言い続けていました。


ところがふたを開けたらこの評価。


全然、いいことないやん!



先生は、励ましてくれていただけで、決してこれでいいなんて
思っていなかったみたいだよ。

いいんやったらこれでいいやん、なんて最低限しかしない人は
こんな評価しかもらえないんだよ。

これでいい、と思わず、もっともっと上手になりたい、と常に
上を向いていないと、あっという間に転がり落ちるよ!



プチーと自分のマヌケさに本当に腹が立ちました。




自己管理、というのか、自己責任、というのか、そういったものを強く
感じました。先生がいいって言うからこれでいいんか、という
甘えた気持ちで過ごしてきましたが、最後にガツンとやられました。

正直言って、「ダメならダメってその場で言ってよ」という気持ちもありますが
それを言わないのが欧米風教育なのかもしれません・・・。
(純和風教育しか受けてきていないのでさっぱりわかりませんけれど)




サリーも作文は大の苦手です。
文章構成なんて、日本語でもよくわからない・・・。

でも、やります。プチーと一緒に作文も文法も上手になってやる。

サリーが苦手ならサリーも勉強すればいいだけです。

一緒に上手になれば一石二鳥!一挙両得!



サリーもプチーもどうやら「褒めて育つ」方じゃないようです。
褒められたら調子に乗ってしまい、そこからはもう伸びません。

ですが今回のように派手に突き落とされたら
意地でも這い上がりたくなります。



なんとか英語が上手になりたい。
実はサリー自身ももっと上手になりたい!
どう考えても親子そろって、しょぼくれてる!

サリーだって保護者説明会の質疑応答に参加できるくらいの
英語力があったらなぁ・・・。他の保護者の皆さん、実は
日本人の皮をかぶったアメリカ人なのかもしれません☆
そうに違いない!













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いつも、落ち着いて書こうと思うのについつい
カッカしながら書いてしまいます・・・。
たった一つ、なんでものぞむものを手に入れられるとしたら
なにが欲しいかしら。

穏やかさ?
おおらかさ?
ふところの深さ?(心の広さ?)
協調性?
英語力?
お金・・・?

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2008.07.30 09:35 | サタデースクール | トラックバック(0) | コメント(2) |